京都府立医科大学大学院医学研究科医療レギュラトリーサイエンス学の足立剛也特任講師、名古屋大学医学部附属病院先端医療開発部の小川靖講師、名古屋大学情報学研究科の平子潤大学院生、自然科学研究機構の小泉周特任教授、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュートの鳥谷真佐子特任教授らの研究グループは、免疫アレルギー領域の国際的な研究助成プログラムの成果の研究インパクト解析を行いました。
本研究では、免疫アレルギー領域で初めて、研究助成の成果を国際的・多元的に比較し、日本と欧米の研究成果について、論文の量や質だけでなく「研究の厚み」や、アカデミア・メディア・患者・学生など幅広い層に届いているかを評価しました。また、どのような特徴の研究成果が生み出されているかを把握するため、論文概要の「自然言語解析」等を実施し、日本の研究助成プログラム成果の強みと弱みを明らかにしました。
本件に関する論文は、科学雑誌『Allergy』に日本時間2022年2月18日付けで掲載されました。