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義塾としての
理想の追求

慶應義塾は理想を追求します。

慶應義塾には創立者・福澤諭吉による目的があります。その目的の文章は「以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」で結ばれています。全社会の先導者になるためには世界の舞台に立ち、自分や日本が置かれた現状を理解し、自分のため、家族や仲間のため、地域のため、国のため、世界のために為すべきことを定義して実行する必要があります。

慶應義塾とは、この目的を達成するための塾生(学生)と教職員と塾員(卒業生)の集まりです。独立自尊の人の集まりです。自分で考える。人間の尊厳を重んじる。だからこそ他人の考えにもしっかりと耳を傾け、それぞれの立場や生き方を尊重する。様々な考え方を持つ人の集まりでありながら、互いを尊重するので真の友情が芽生え、協調的に高め合い、困ったときには助け合う。仲間の大切さを知り、自分の存在意義を実感しながら成長できる人の集まりであります。

塾生にとっての慶應義塾とは、生涯の友に出会う場であり、世界を股にかけるこれからの「人生の好循環」の始まりです。塾生は学問を通して社会や科学の真髄に迫り、スポーツ・文化・芸術・社会・福祉活動などの課外活動を通して人間力を養います。多種多様な国際プログラムを利用して活動の場を世界に広げます。同時に自分たちの恵まれた立場を客観的に認識し、決しておごることなく、恵まれた人としての責任と義務を堅実に果たしていきます。

教員は誰もが理想高き一流の学者です。教育、研究、医療という慶應義塾の三大事業において、学問の最先端を塾生とともに世界レベルで切り拓きます。教員と職員が一丸となって、塾生たちが活躍する10年、20年、30年、40年、50年後の社会を想像し、新たな社会を創造するための環境を整えていきます。学術文化の発展に加えて、人権・食糧・環境・安全保障といった様々な分野の専門家らと密につながりながら世界を舞台に全社会の発展に貢献します。

塾員は様々な立場で社会を先導しています。そのネットワークは極めて強固で世界中に広がっています。大企業に加えて、これからの社会を創る新進気鋭の企業や非営利団体等の創設や発展においても大活躍しています。塾生は、在学中はもちろんのこと、卒業後も生涯を通じて、塾員のネットワークから多くのチャンスや出会いに恵まれます。

慶應義塾は先導者としての理想を追い求めます。

慶應義塾長 伊藤 公平

伊藤 公平
(いとう こうへい)

スピーチ

※過去の塾長スピーチの一部は、以下よりご覧いただけます。

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