愛知医科大学医学部内科学講座(神経内科)の岡田洋平准教授、小野寺一成研究員(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学客員研究者)らの研究グループは、慶應義塾大学医学部、名古屋大学大学院医学系研究科、新潟大学大学院医歯学総合研究科、東京医科歯科大学及び東京大学との共同研究により、難治性神経変性疾患である球脊髄性筋萎縮症(SBMA)の患者さんからiPS細胞を作成し、運動神経へと分化誘導させることでSBMAの新たな疾患モデルを作成しました。また、網羅的トランスクリプトーム解析を行い、SBMAの神経変性にシナプスの病態が深く関与することを見出しました。本研究により、病態のより深い理解、シナプスを標的とした今後の治療開発につながることが期待されます。
本研究成果は、2020年2月19日に英国科学誌 『Molecular Brain』でオンライン公開されました。
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