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第49回小論文コンテスト審査結果

課題

1.真実
2.福澤諭吉の英語
3.実学における古典
4.SNSが無い世界
5.歴史とフィクション
6.サステナビリティ時代の世界と日本

応募総数

194篇

受賞者

作品名をクリックすると作品のPDFが見られます。

【小泉信三賞】
福田 健心(ふくだ けんしん)沖縄県/私立N高等学校2年
【選択課題:4】
「スライムの皮膚の牛 あなたと私の傷とケア」

【次席】
原島 隆嘉(はらしま たかよし)神奈川県/私立慶應義塾高等学校3年
【選択課題:3】
「学問の基礎たる古典」

【佳作】(五十音順)
小仲 花(こなか はな)東京都/私立田園調布雙葉高等学校2年
【選択課題:1】
「真実の構造を紐解く」

田中 泰斗(たなか ひろと)大阪府/私立清風高等学校2年
【選択課題:1】
「民主主義の揺らぎと私たちの『真実』」

野村 仁愛(のむら にいな)東京都/私立学習院女子高等科2年
【選択課題:5】
「花束を投げる〜ホロコーストとパレスチナ問題の類似性にみる虚構〜」

最終選考進出者(受賞者を除く)は以下からご確認ください。

最終選考進出者 PDF

審査委員(五十音順)  選評 PDF

小川原正道(慶應義塾大学 法学部教授)
恋田 知子(慶應義塾大学 文学部准教授)
小西 祥文(慶應義塾大学 経済学部教授)
谷口 和弘(慶應義塾大学 商学部教授)
早川  浩(株式会社早川書房 代表取締役社長)
町田 智子(公益財団法人文字・活字文化推進機構 専務理事)

第49回小論文コンテスト受賞者の声

受賞者の声の一部をご紹介します。(編集:慶應義塾広報室)

受賞者の声

普段から人文系に興味を持って色々な本を読んでいました。乱読から次のステップに進むべく人文の勉強を始める前に、「いつか応募できたらいいな」と本コンテストのウェブサイトを見ていたことを思い出したため、応募しました。ちょうど、スマホ論的なものに関心をもっていろいろな本を読んでいました。また、自身が通う高校の特徴も重要で、学園という枠組みの中に、オンライン教育サービスやSNS的な生徒同士のコミュニティがあったため、そこで感じたことを考えながら論文の構成を決めていきました。受賞が決まって、自分が続けてきた読書を形にできたこと、その文章を評価いただけたことが素直に嬉しかったです。(選択課題4.SNSが無い世界)

国語の授業で先生からコンテストの紹介があり、興味がわいたため応募しました。課題の一覧を見て、直感で一番書きやすそうなテーマを選びました。自分の書いたものが形になり、他の人に読まれるという体験をしたことで、今まで読む側でしか参加していなかった文章の世界に、初めて書く側として参加することができました。今までとは少し違った世界が見えたような気がしました。(選択課題3. 実学における古典)

今までずっと続けてきたバレエの発表会で主役を踊ることになり、バレエ以外でも何か挑戦したいと思い、中学生の頃から興味を持っていたこのコンテストに応募しました。ここ数年、フェイクニュースが世間を騒がしており、真実とはなにかが気になっていたので課題を決めました。論文を書くにあたって、物事を一つ一つ丁寧に解釈し、理解することを心がけました。受賞によって明確に自分の強みを見つけられたので、将来の夢に向かって今後もなんとなくこなしていた物事を丁寧に対応していきたいと思いました。(選択課題1.真実)

福澤諭吉の『学問のすゝめ』を読み、慶應義塾大学に関心をもち、インターネットで調べていたところ、たまたまこの小論文コンテストに出会い、興味を持ちました。あるドキュメンタリー番組でVdem研究所の報告書が取り上げられているのを見て、民主主義の衰退というテーマに関心を持ち、課題を決めました。たくさんの書籍を読み、かなり時間をかけて書いた小論文でしたので、評価されて、とても嬉しいです。やればできるという、今後のモチベーションにも繫がりました。8000字という大型の小論文を書く機会を頂けたことを感謝しています。大変良い勉強になりました。(選択課題1.真実)

小論文を書くのは初めてでしたが、文章を書くことが好きだったので、自分が問題意識を持ったことについて文章で誰かに伝えたいと思い、応募しました。世界史の授業を通して現代の国際問題と過去の歴史が深く関連していることを実感し興味を持ったため、それに沿った課題を選びました。自分の考えや感じたことを人に伝えることは勇気がいりますが、今回の受賞はそれに目を留めて頂けたことで大きな励みになりました。今回の受賞、および執筆したことをきっかけに、今世界で起こっていることをより意識するようになりました。これからさらに広い視野を持ち社会に貢献できるよう精進したいと強く思いました。(選択課題5.歴史とフィクション)

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