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慶應義塾が輩出したオリンピック・パラリンピック選手を紹介します。
選手名の後に(学生)とあるのは、在学中に出場した選手です。
パリ2024オリンピック・パラリンピックの情報はこちらに掲載しています。
こちらでも過去のオリンピック大会におけるいくつかのエピソードを紹介しています。
今大会では、個人・団体合わせて3人のメダリストが表彰台に立ちました。飯村一輝選手はフェンシング男子フルーレ団体で日本初の金メダルを獲得。塾員(卒業生)の宮脇花綸選手はフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得し、この競技で日本初、また慶應義塾で初の女性メダリストとなりました。さらにその5日後、尾﨑野乃香選手がレスリング女子フリースタイル68kg級で銅メダルを獲得し、慶應義塾在学中の初女性メダリストとなりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
陸上 | 豊田兼(学生) | 男子400mハードル=予選5組6着 男子400mハードル敗者復活戦棄権 |
陸上 | 樺沢和佳奈(卒業生) | 女子5000m=予選2組19位 |
レスリング | 尾﨑野乃香(学生) | 女子フリースタイル68キロ級=銅メダル |
フェンシング | 飯村一輝(学生) | 男子フルーレ団体=金メダル 男子フルーレ個人=4位入賞 |
フェンシング | 宮脇花綸(卒業生) | 女子フルーレ団体=銅メダル |
7人制ラグビー | 原わか花(卒業生) | 9位 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
陸上 | 高桑早生(卒業生) | 女子走り幅跳び(T64)=5位入賞 女子100m(T64)=14位 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
フリースタイルスキー | 古野 慧(学生) | 男子スキークロス |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
アルペンスキー | 青木大和(卒業生) | 男子大回転(立位)
男子回転(立位) |
本大会では、山縣亮太選手がオリンピック日本選手団主将を務めました。1964年の東京大会では小野喬選手が主将でしたので、過去2回の東京大会の主将を塾員が務めたことになります。アーチェリー男子団体では、武藤弘樹選手が見事銅メダルに輝き、同種目日本初の表彰台に上がりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
競泳 | 佐藤翔馬(学生) | 男子100m平泳ぎ 男子200m平泳ぎ 混合400mメドレーリレー |
7人制ラグビー女子 | 原わか花(学生) | |
7人制ラグビー女子 | 白子未祐(卒業生) | |
サッカー女子 | 木下桃香(学生) | |
サッカー女子 | 籾木結花(卒業生) | |
セーリング | 土居愛実(卒業生) | 女子レーザーラジアル級=15位 |
アーチェリー | 武藤弘樹(卒業生) | 混合団体 男子団体=銅メダル 男子個人 |
陸上 | 山縣亮太(卒業生) | 男子100m 男子4×100mリレー |
陸上 | 小池祐貴(卒業生) | 男子100m 男子4×100mリレー |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
陸上 | 高桑早生(卒業生) | 女子走り幅跳び(T64) 女子100m(T64) |
ロンドン大会に続き出場した山縣亮太選手が、男子4×100mリレーで日本新記録・アジア新記録の歴史に残るレースで銀メダルを獲得しました。また、棟朝銀河選手は、男子トランポリン個人で4位に入賞しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
セーリング | 土居愛実(学生) | 女子レーザーラジアル級=20位 |
体操 | 棟朝銀河(学生) | 男子トランポリン個人=4位入賞 |
陸上 | 山縣亮太(卒業生) | 男子100m=準決勝11位
男子4×100mリレー=銀メダル |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
陸上 | 高桑早生(卒業生) | 女子100m(T44)=8位入賞
女子200m(T44)=7位入賞 女子走幅跳(T44)=5位入賞 |
塾生が冬季五輪に出場するのは、1980年レイクプラシッド五輪の五十嵐文男選手(フィギュアスケート)以来となりました。高橋成美選手は、新種目のフィギュアスケート団体戦に木原龍一選手(中京大学)とのペアで出場し、日本は5位に入賞しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
フィギュアスケート | 高橋成美(学生) | 団体ペア=5位入賞
ペア |
塾生(在学生)4名、塾員(卒業生)2名が出場した本大会。塾生のオリンピック出場は、1996年アトランタ大会以来となり、塾生のメダル獲得(正式種目)は1960年ローマ大会以来52年ぶりとなりました。2大会連続出場となる馬術の法華津寛選手は、日本選手団最年長記録をさらに更新し、71歳での出場となりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
競泳 | 立石 諒(学生) | 男子100m平泳ぎ
男子200m平泳ぎ=銅メダル |
セーリング | 土居愛実(学生) | 女子レーザーラジアル級 |
フェンシング | 三宅 諒(学生) | 男子フルーレ個人
男子フルーレ団体=銀メダル |
陸上 | 山縣亮太(学生) | 男子100m
男子4×100mリレー=5位入賞 (その後4位に繰上げ) |
陸上 | 横田真人(卒業生) | 男子800m |
馬術 | 法華津寛(卒業生) | 馬場馬術個人 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果 |
陸上 | 高桑早生(学生) | 女子100m(T44)=7位入賞
女子200m(T44)=7位入賞 女子走幅跳(F42/44) |
本大会では1964年東京大会以来の出場となる馬術の法華津寛選手が、日本選手団最年長の67歳での出場で話題となりました。また、サッカー日本代表選手団監督として反町康治氏が参加しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
馬術 | 法華津寛 | |
馬術 | 八木三枝子 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
野球 | 高橋由伸 | 銅メダル |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
陸上(競歩) | 小池昭彦 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
水泳 | 井本直歩子(学生) | 女子800mフリーリレー=4位 |
野球 | 大久保秀昭 | 銀メダル |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
スピードスケート | 宮部保範 |
全日本スプリントスピードスケート選手権でも総合優勝した宮部保範選手が出場し、男子500mで5位に入賞しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
スピードスケート | 宮部保範 | 男子500m=5位 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
野球 | 小檜山雅仁 | 銅メダル |
前年に野球の全日本大学選手権で優勝している義塾。野球デモンストレーション競技に鈴木哲選手と大森剛選手が参加しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
野球(※) | 鈴木 哲 | (※デモンストレーション競技)銀メダル |
野球(※) | 大森 剛(学生) | (※デモンストレーション競技)銀メダル |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
ボート | 堀内俊介 | |
野球(※) | 上田和明(学生) | (※デモンストレーション競技)金メダル |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
フィギュアスケート | 五十嵐文男(学生) |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
バスケット | 桑田健秀 | |
馬術 | 竹田恆和 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
スキー | 大杖正彦 | |
スキー | 岡村富雄(学生) | |
スキー | 王正徹(学生)(※) | (※中華民国代表) |
前日本オリンピック委員会・竹田恆和会長が馬術競技に出場。続くモントリオールも含め2大会連続出場となりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
馬術 | 竹田恆和 | |
水球 | 峰岸直人(学生) |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
スキー | 丸山仁也 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
サッカー | 片山 洋 | 銅メダル |
1998年に米国人以外で初めてバレーボール殿堂入りした義塾出身の松平康隆氏が、男子バレーボールチームのコーチとして参加。チームは銅メダルを獲得しました。松平氏はこの後監督に就任し、続くメキシコ大会で銀、ミュンヘンではチームを金メダルに導きました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
陸上 | 室洋二郎 | |
水球 | 荒川八郎 | |
水球 | 清水洋二 | |
体操 | 小野 喬 | 団体総合=金メダル
鉄棒=6位 |
バスケット | 増田貴史 | |
サッカー | 片山 洋 | |
ホッケー | 岩橋邦雄 | |
馬術 | 法華津寛 | |
ボート | 石川 元 | |
ボート | 菊池隆一(学生) | |
ボート | 佐藤直司(学生) | |
ボート | 万代 治(学生) | |
ヨット | 石井正行 | |
ヨット | 棚町三郎 | |
ヨット | 大久保隆史(学生) | |
レスリング | 平林興二(※) | (※カナダ代表) |
メルボルンに続き、小野喬選手が活躍。鉄棒、跳馬で金、個人総合で銀、平行棒、つり輪で銅メダルを獲得し、日本チーム団体総合金メダルの原動力となりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
水泳 | 清水啓吾(学生) | 400mメドレーリレー=銅メダル |
水球 | 佐藤孝尚 | |
水球 | 山本 健 | |
水球 | 清水洋二(学生) | |
体操 | 小野 喬 | 団体総合・鉄棒・跳馬=金メダル
個人総合=銀メダル 平行棒・つり輪=銅メダル 徒手=4位 鞍馬=6位 |
体操 | 小野清子 | 団体総合=4位 |
バスケット | 増田貴史(学生) | |
ヨット | 石井正行 | |
ヨット | 川田節雄 | |
ホッケー | 飯島 健 | |
ホッケー | 岩橋邦雄(学生) |
体操では、東京教育大生として出場したヘルシンキも入れると4大会連続出場の小野喬選手の活躍が目覚しく、鉄棒の金メダルを含む5つのメダルを獲得しました。
ボート競技には、エイトに慶應クルーが出場。工学部の協力による名艇「KEIO」号での善戦も空しく、準決勝で涙を呑みました。このエイト出場の秘話は、2004年8月1日発行の義塾機関誌「三田評論」 8・9月号に掲載されています。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
水泳 | 二宮英雄(学生) | |
レスリング | 中尾三郎(学生) | |
ボート | 須永定博(学生) | |
ボート | 江田利児(学生) | |
ボート | 加藤順一(学生) | |
ボート | 原 正雄(学生) | |
ボート | 武田泰彦(学生) | |
ボート | 今村 孝(学生) | |
ボート | 比企能樹(学生) | |
ボート | 渡辺靖国(学生) | |
ボート | 岩崎洋三(学生) | |
ボート | 佐々木亨(学生) | |
サッカー | 小林忠生(学生) | |
サッカー | 岩渕 功(学生) | |
体操 | 小野 喬(学生) | 鉄棒=金メダル
個人総合・鞍馬・団体総合=銀メダル 平行棒=銅メダル つり輪=5位 |
バスケット | 登坂哲朗(学生) |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
ボート | 松尾浩介(学生) | |
ボート | 五藤隆二(学生) | |
ボート | 神田和夫(学生) | |
ボート | 木暮 保(学生) | |
ボート | 武内利弥(学生) | |
レスリング | 北野祐秀(学生) | フリー・フライ級 = 銀メダル |
体操 | 鍋谷鉄巳(学生) | 団体総合 = 5位 |
フェンシング | 牧 真一 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
フィギュアスケート | 長谷川次男(学生) | |
フィギュアスケート | 渡辺善次郎(学生) | |
アイス・ホッケー | 藤野正彦 | |
アイス・ホッケー | 亀井信吉(学生) | |
アイス・ホッケー | 古屋健一(学生) |
今大会でも日本水泳陣の活躍は目覚しく、義塾の寺田登選手が1500m自由形で金、小池礼三選手が200m平泳ぎで銅メダルを獲得。
また、陸上・棒高跳び競技では、5時間の死闘の後、義塾の大江季雄選手と早稲田出身の西田修平選手が同記録で2位、3位を分け合い、帰国後に二人のメダルを半分にしてつなぎ合わせ「友情のメダル」としたという逸話が残っています。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
陸上 | 鈴木聞多(学生) | |
陸上 | 今井慶二(学生) | |
陸上 | 大江季雄(学生) | 棒高跳び=銅メダル |
陸上 | 今井哲夫 | |
水泳 | 宮崎康二(学生) | |
水泳 | 児島泰彦(学生) | 100m背泳ぎ=6位 |
水泳 | 小池礼三(学生) | 200m平泳ぎ=銅メダル |
水泳 | 寺田 登(学生) | 1500m自由形=金メダル |
水球 | 和田幸一(学生) | |
水球 | 高橋三郎(学生) | |
ホッケー | 柳 武彦(学生) | |
ホッケー | 上野安夫(学生) | |
ホッケー | 伊藤通弘(学生) | |
ホッケー | 浜田駿吉 | |
サッカー | 右近徳太郎(学生) | |
体操 | 野坂 浩(学生) | |
ヨット | 財部 実 |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
フィギュアスケート | 帯谷龍一(学生) |
本大会で義塾は、日本市民スポーツの父として知られる平沼亮三選手団長を筆頭に、役員・選手総勢28名を送り出しました。
男子6種目中、5種目で金メダルを獲得し水泳王国日本を世界に知らしめた競泳陣の中で、義塾からも、河石達吾選手が100m自由形に出場して銀メダル。 また、日本のルーツ校として1906年からホッケー競技を開始した義塾は、浅川増幸選手、浜田駿吉選手、中村英一選手を送り、
日本は米国を破って出場3か国中、インドに次ぐ銀メダルに輝きました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
陸上 | 津田晴一郎(学生) | マラソン=5位 |
陸上 | 北本正路(学生) | |
陸上 | 竹中正一郎(学生) | |
陸上 | 小野 操(学生) | |
陸上 | 阿武巌夫(学生) | 400mリレー=5位 |
水泳 | 河石達吾(学生) | 100m自由形=銀メダル |
水泳 | 石田英勝(学生) | 高飛込 8位 |
水球 | 沢海東助(学生) | 4位 |
水球 | 木村清兵衛(学生) | 4位 |
ボート | 南波正吉(学生) | |
ボート | 高橋六郎(学生) | |
ボート | 柴田梅太郎(学生) | |
ボート | 伴 紀雄(学生) | |
ボート | 鈴木大吉(学生) | |
ボート | 村山又芳(学生) | |
ボート | 河野四郎(学生) | |
ホッケー | 浅川増幸(学生) | 銀メダル |
ホッケー | 浜田駿吉(学生) | 銀メダル |
ホッケー | 中村英一(学生) | 銀メダル |
マラソンで6位に入り、次のロス大会でも5位と連続入賞を果たした津田晴一郎選手。1500m、5000m、1万mの日本選手権でも優勝しているその実力を遺憾なく発揮しました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
陸上 | 三木義雄 | |
陸上 | 津田晴一郎(学生) | マラソン=6位 |
水泳 | 野田一雄(学生) |
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
テニス | 原田武一(学生) | |
陸上 | 益田 弘(学生) |
日本としては2回目の参加となったこの大会、義塾からはテニスの熊谷一弥選手が出場。その他の競技では世界との力の差があったものの、熊谷はシングルスで銀、柏尾誠一郎選手とのペアで臨んだダブルスでも銀と、日本人初のメダリストとなりました。
競技 | 選手名 | 出場種目・結果(入賞以上) |
テニス | 熊谷一弥 | シングルス・ダブルス=銀メダル |
陸上 | 益田 弘(学生) |
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