慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)では、多岐に渡る「エフェメラ」と呼ばれるアイテムの中から、ポスターやパンフレットなど展覧会やアート・イベントに合わせてつくられ、社会に広がるメディアとしての機能をもった印刷物エフェメラに焦点を当てた展覧会を開催します。特に、大学研究所のアーカイヴや図書館に所管された資料から、戦後美術において情報の伝達と実験的な表現の重なりが見られるアイテムをご紹介します。また、印刷物/エフェメラに関心を寄せる現代作家による二人展(河口龍夫・冨井大裕)も同時に開催いたします。