慶應義塾大学大学院薬学研究科博士課程3年の西岡諭史、同大学薬学部の堀里子教授らの研究グループは、奈良先端科学技術大学院大学の荒牧英治教授と共同で、患者がインターネット上のブログに投稿したテキスト(株式会社メディエイドより提供)から、深層学習を用いて、日常生活に支障を及ぼす重症度の高い事象に焦点を当てた有害事象シグナルの抽出手法を開発しました。この手法は、がん患者の副作用モニタリングの向上に資することが期待されます。本研究成果は、2023年9月19日に国際学術誌『Scientific Reports』電子版に掲載されました。