慶應義塾大学理工学部生命情報学科の佐藤健吾専任講師、榊原康文教授と同大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻の秋山真那斗(博士課程3年)からなる研究グループは、従来用いられてきた熱力学モデルと深層学習を効果的に組み合わせることによって、高精度かつ頑健なRNA二次構造予測手法 (MXFold2) を開発し、世界最高精度を達成しました。RNA二次構造が関与する遺伝子発現機構の解明やRNA創薬などへの応用が期待されます。
本研究成果は、2021年2月11日にイギリスの科学雑誌「Nature Communications」のオンライン版に掲載されました。