12月20日(水)日吉キャンパスにて、2023塾生会議が取りまとめた最終提言の発表会が行われ、これらの提言が塾長に提出されました。
今回2期目を迎える塾生会議は、慶應義塾SDGsの一環として、大学の全学部から選抜された塾生がSDGsを実現するための慶應義塾のヴィジョン・目標・ターゲットを提言するプログラムです。春学期に専門家によるレクチャーを受けSDGsを巡る世界と日本の現状に関する理解を深め、秋学期にはグループに分かれて学生同士でディスカッションを重ねながら最終的に慶應義塾が目指すべきありかたを描き、提言をまとめました。本発表会はその集大成です。また、今回は大学の学生だけではなく、提言を希望する一貫教育校の生徒からの発表もありました。
参加した学生・生徒は、伊藤公平塾長、岡田英史常任理事、奥田暁代常任理事、2023塾生会議のスーパーバイザーである政策・メディア研究科 蟹江憲史教授をはじめとする教職員、キャンパス関係者を前に、自分たちで考えた慶應義塾への提言を発表しました。
発表では日本や世界が将来あるべき姿に向け、慶應義塾が抱える課題に対して取り組むべきアクションについて様々な提案が紹介され、発表に対する質疑では伊藤塾長を筆頭に参加学生・生徒の間でさらに踏み込んだ意見交換もなされました。ゴミの削減・地域との関わり・省エネ・教育・多様性の担保など多岐にわたるテーマに対して、日々の学生生活で得た気づき、社会に対する問題意識をもとに、1年間の学びを反映した力強い提言が数多く寄せられました。
今回提出された提言は伊藤塾長を中心に検討・議論され、採用された提言はプロジェクトとしてさらに検討される予定です。
◆「2023塾生会議」について
◆【ニュース】「慶應義塾SDGs会議-2023塾生会議」始動
◆【ニュース】慶應義塾のSDGs達成へ向けた取り組み「慶應義塾SDGs会議-2023サマー・キャンプ-」を開催