慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(横浜市港北区、研究科委員長:稲蔭正彦 以下、KMD)が産学官の連携による地域課題解決の拠点として整備支援を進めてきた道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波(以下、本施設)」が2022年3月30日にオープンします。
本施設は昨年7月に沖縄県国頭村(村長:知花靖 以下、国頭村)と国頭村商工会(会長:金城賜門)、KMDが地域産業の創出と付加価値向上などに取り組むため、相互連携協定を締結し、村内外の協力企業と開設に向けて準備を行ってきた地域産業の6次化支援施設です。
世界自然遺産にも登録された沖縄県北部やんばるエリアに位置する本施設は、丘と海を望むブランコ、緑に囲まれたコワーキングスペース、木工房や食工房などがあり、地域課題解決の場として地域住民、行政と村内外の企業が連携した活動が可能です。また、シャワールームや洗濯室などもあり、リゾートステイだけでなく野鳥観察やサーフィン、研修、ワーケーションなど沖縄県北部のフィールドアクティビティ拠点としても活用が期待されています。
本施設の運営についてはKMD岸博幸教授の研究室が立ち上げた「地域みらいプロジェクト」から、大江貴志研究員が設立した企業「オークツ株式会社(本社・東京)」が適切な選考を経て指定管理者として選定されています。