慶應義塾大学理工学部とマン・ウント・フンメル・ジャパン株式会社(M+H社)は、「世界一空気のきれいな地下鉄」を目指す産学連携プロジェクトの第1段階として、地下鉄の駅構内における粒子状物質PM2.5などの実態調査の結果を公表しました。それによると、地下鉄構内の空気中PM2.5濃度は最大で地上の約5倍に達し、特に粒子に含まれる鉄の濃度は地上と比較して200倍以上と極めて高くなりました。本研究成果は、2019年1月10日(木)に、学術雑誌『大気環境学会誌』で公開されました。
さらにこの調査結果をふまえ、慶應義塾大学理工学部は、日本エアロゾル学会と協力して、地下鉄環境を考えるシンポジウムを、2019年5月18日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて開催することを決定しました。
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