2022年9月22日(木)、「ウクライナ避難学生学びの継続支援特別プログラム」で受け入れが決定した留学生4名の歓迎懇談会が実施されました。本プログラムは、慶應義塾大学が一般財団法人パスウェイズ・ジャパン(PJ)および日本国際基督教大学財団(JICUF)と共同して、学びの権利を奪われたウクライナの学生に対して学びの場を提供するものです。
三田キャンパスの図書館旧館記念室で行われた懇談会は、土屋大洋常任理事が司会を務め、伊藤公平塾長が「ペンは剣よりも強し(Calamvs Gladio Fortior)」を掲げる慶應義塾で、学びを継続するためにあらゆるサポートをすると歓迎の言葉を贈りました。続いて、受け入れ研究科の斎木敏治理工学研究科委員長、加藤文俊政策・メディア研究科委員長、西村秀和システムデザイン・マネジメント研究科委員長より挨拶があり、受け入れ学生4名が日本語も交えながら謝意と研究への意欲を語りました。その後は参加者同士で和やかな雰囲気のなか懇談と記念撮影が行われ、奥田暁代常任理事による閉会挨拶で締めくくられました。
今回の4名は、当初は訪問留学生として学び、大学院修士課程の入学試験に合格し正規生としての入学を目指すこととしています。在学中は、学費・生活費・寮費等が支援されます。
今後も慶應義塾ではウクライナ情勢を受け、避難学生へのご支援を広く募るなど各種支援活動に取り組んでいきます。