新型コロナウイルスの感染状況をふまえ2019年度大学院学位授与式は中止となりましたが、3月26日(木)、大学院学位記授与式の動画配信が新・日吉記念館から行われました。
式は修了生の参加なしで行われ、青山藤詞郎常任理事による学事報告に始まり、長谷山彰塾長からの学位記授与、式辞がありました。長谷山塾長は式辞で、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大について取り上げ、グローバル化が進んだ現代では国境や学問分野を越えた協力が必要であること、また課題の本質をとらえ実証的に結論を導くことが大切だと述べ、困難な状況でも自らの責任で判断し、学問によって社会に貢献してほしいと語りました。続いて教職員を代表して河野宏和経営管理研究科教授が祝辞を述べ、最後に塾歌で式典は締めくくられました。
今年度の学位授与者数は、14研究科合計1,613名(博士学位206名、修士学位1,269名、専門職学位138名)でした。
塾長式辞全文(テキスト)