1月10日(金)に開催された第185回福澤先生誕生記念会で、第44回小泉信三賞全国高校生小論文コンテストの表彰が行われ、受賞者に長谷山彰塾長から賞状と記念品が贈呈されました。記念会終了後には、受賞者を囲んで審査委員など関係者による恒例の懇親会が催されました。
慶應義塾大学では、1933年から1947年まで慶應義塾長を務め、優れた文筆家でもあった小泉信三博士の没後10年を記念し、1976(昭和51)年から全国の高校生を対象とした小論文コンテストを開催しています。その目的は、小泉博士の人格と業績を後世に伝え、青少年の文章表現能力の向上に寄与することです。今回は、小論文の課題として「平成を振り返って」など5つの課題を設定し、昨年5月から8月まで募集し、全国の高校生から240篇の力作が寄せられました。
受賞者は以下の通りです。
受賞作品および審査委員の選評は慶應義塾機関誌『三田評論』2020年1月号に掲載されています。
また後日、慶應義塾Webサイトにも掲載予定です。
『小泉信三賞』
・入江 太一(神奈川県/慶應義塾高等学校3年)
『次席』
・中村 祐真(三重県/代々木高等学校2年)
※応募時は宝仙学園高等学校(東京都)在籍
『佳作』(五十音順)
・小宮 梨菜(東京都/田園調布学園高等部2年)
・武井 若葉(東京都/白百合学園高等学校2年)
・本間 詩織(神奈川県/洗足学園高等学校2年)
小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト審査結果