11月15日、神奈川県及び横浜市を含む12市主催による「第63回神奈川建築コンクール 一般建築物部門」にて、慶應義塾高等学校日吉協育棟が優秀賞を受賞しました。神奈川県の建築文化・建築技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進することを目的に開催されているコンクールです。
日吉協育棟は、高等学校開設70年事業として建設された複合教育棟で、2018年8月に竣工しました。
今回の受賞は、日吉キャンパスに建つ歴史的近代建築である旧館との連続性を保ちつつ、展望の良い空間や図書館、ホール、トレーニングルームといった異種用途の複合空間を見事にまとめあげ、眼下に広がる崖地と木材を活かした内装とがうまく調和していることなどが評価されました。
これまで慶應義塾では、看護医療学部校舎(湘南藤沢キャンパス)、来往舎、協生館、独立館(以上日吉キャンパス)、横浜初等部が同賞を、SFCν棟(湘南藤沢キャンパス)が奨励賞を受賞しています。
参考:慶應義塾高等学校開設70年事業「日吉協育棟」の竣工(2018/08/31)