1月10日(木)の第184回福澤先生誕生記念会で、第43 回小泉信三賞全国高校生小論文コンテストの表彰が行われ、受賞者に長谷山彰塾長から賞状と記念品が贈呈されました。記念会終了後には、受賞者を囲んで審査委員など関係者による恒例の懇親会が催されました。
慶應義塾大学では、1933年から1947年まで慶應義塾長を務め、優れた文筆家でもあった小泉信三博士の没後10年を記念し、1976(昭和51)年から全国の高校生を対象とした小論文コンテストを開催しています。その目的は、小泉博士の人格と業績を後世に伝え、青少年の文章表現能力の向上に寄与することです。今回は、小論文の課題として、「家族」など5つの課題を設定し、昨年5月から9月まで募集し、全国の高校生から385篇の力作が寄せられました。
受賞者は以下の通りです。
受賞作品および審査委員の選評は慶應義塾機関誌『三田評論』2019年1月号に掲載されています。
また後日、慶應義塾Webサイトにも掲載予定です。
『小泉信三賞』
・稲垣 早佑梨(愛知県/聖霊高等学校2年)
『次席』
・鷲山 拓見(静岡県/浜松日体高等学校2年)
『佳作』(五十音順)
・佐藤 蘭美(神奈川県/湘南白百合学園高等学校2年)
・早坂 章 (奈良県/天理高等学校1年)
・宮下 凜 (神奈川県/フェリス女学院高等学校2年)
小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト審査結果