3月21日(火)、日吉キャンパス協生館のイベントホールにて、「東京2020オリンピック英国チーム事前キャンプ契約締結式」が行われ、清家篤塾長、ヒュー・ロバートソン英国オリンピック委員会(BOA)委員長、林文子横浜市長、福田紀彦川崎市長、竹田恆和日本オリンピック委員会(JOC)会長が出席しました。
慶應義塾大学、横浜市、川崎市は、東京2020大会における英国オリンピック代表チームによる事前キャンプの受け入れについて、2016年2月にBOAと覚書を締結しました。今回の契約は、BOAと3者がそれぞれ取り交わすもので、対象施設、利用期間、競技、交流事業など施設利用やパートナーシップについて取り決めるものです。
慶應義塾大学では、2020年7月3日から8月11日の期間(セットアップ期間を含む)、日吉キャンパスの記念館や陸上競技場、蝮谷体育館を中心に、アーチェリー、フェンシング、近代五種競技、バドミントン、体操競技、卓球、バスケットボール、柔道、テコンドー、ボクシング、空手、ウエイトリフティング、ホッケーの計13種目を受け入れる予定です。施設の提供はもとより、研究・教育・歴史・文化・芸術などスポーツ以外の分野においても交流を深め、地域社会や国際社会への貢献のために協力していきます。
締結式の司会は、卒業生でロンドンオリンピック競泳男子200m銅メダリストの立石諒君が務めました。契約の概要説明に引き続き各代表者による挨拶があり、その後、ポール・マデン駐日英国大使による来賓挨拶、各代表者による契約書への署名を経て締結式は終了しました。締結式終了後には会場を移し、終始和やかな雰囲気の中、レセプションが行われました。
(参考)
東京五輪における英国事前キャンプ地 覚書締結式(2016/02/09掲載ニュース)
英国オリンピック代表チームウェブサイト(英語)