ヘッダーの始まり
(2025年6月掲載)
日吉駅を降り、まっすぐに延びる整然とした銀杏並木をあがっていくと、その先に静かに佇むのが慶應義塾高校です。春には芽吹いた若葉が陽光を受けてやわらかく揺れ、希望に満ちた空気の中、生徒たちは静かにその道を進んでいきます。
慶應義塾大学のキャンパスの一角に位置し、開放的な空間に白く凛とした校舎が建つこの場所は、塾高生にとって特別な学びの舞台です。銀杏並木は、塾高生にとってただの通学路ではありません。春のやさしい風、夏の濃い緑の木陰、秋の黄金色に染まる落葉、冬の澄んだ空気――。四季折々の表情が、この道を歩く一人ひとりの心にそっと語りかけます。
この道を歩く日々は、自分と向き合い、仲間と語らい、学びへと向かう意志を整える大切な時間でもあります。銀杏並木が季節ごとに異なる表情で迎えてくれるこの道には、慶應義塾高校らしい知性と感性が息づいています。
サイトマップの始まり