慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)は、2023年4月17日(月)〜23日(日)までイタリア・ミラノで行われる世界最大規模のデザインの祭典、ミラノサローネ(ミラノデザインウィーク2023)に出展します。2015年のサローネサテリテ、2016年のトルトーナ地区での大学単独出展、2017年のミラノサローネでの中心的存在であるSuper Studioでの展示、2018年の慶應SDM修了生の企業との共同展示、2021年のコロナ禍で2年ぶりの開催となった展示などを経て、7回目の出展となります。
人生をシステムとして捉えてみると、今日のアウトプットが明日のインプットになり、また新たなアウトプットが生み出されることで全体が成り立っており、その中の細かな1つ1つのIn/Outの流れを自らが整え、作り出すことで、よりよい未来の自分や世界を構築することができると考えています。
慶應SDMは今回「Arranges the flow -The attitude for the future-」をテーマに、1)日々の心のモヤモヤを昇華し、自分自身を受け止めるきっかけを作る「暁」、2)健康的な食事の習慣化を、咀嚼を楽しむ体験によって生み出す「BITE MAPPING」、3)香りによる緩やかなコミュニケーションを実現するプロダクト「Scentignal」、という3つのソリューションを学生および修了生のチームが展示いたします。また、同会場にて協力企業ホッピービバレッジ株式会社による展示も行います。
慶應SDMはミラノサローネへの出展を通して、システムズエンジニアリングを基盤としたシステムデザインの教育が社会課題を解決する可能性の認知向上を目指しています。