慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の本田賢也教授(理化学研究所生命医科学研究センター消化管恒常性研究チーム チームリーダー兼任)を中心とする共同研究グループは、健常者の便中から、CD8T細胞と呼ばれる免疫細胞を活性化させる11種類の腸内細菌(11菌株)を同定・単離しました。この11菌株をマウスに投与したところ、病原性細菌に対する感染抵抗性や抗がん免疫応答が強まることが明らかになりました。
今回の成果は、ヒトにおける感染症やがんに対する予防・治療法の開発につながることが期待されます。
本研究成果は、国際学術雑誌『Nature』2019年1月24日(木)(日本時間)オンライン版に掲載されました。
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