慶應義塾大学理工学部 桂 誠一郎 准教授は、実世界における「温もり・冷たさ」といった温熱感覚を伝える装着型のインタフェース「サーモグローブ」の開発に成功しました。インタフェースの内部に複数の熱電変換素子・センサを埋め込むことで、遠くにいる人の指や手のひらに温熱感覚を伝えることができます。温度のみならず、熱の移動量を表す熱流を同時かつ双方向に制御することで、遠隔地の状況を忠実に手元側で再現し、直接対象物に触れているかのような感覚をもたらすことができます。装着型であるため、音や映像、力覚など他のメディアとの複合呈示も可能であり、遠隔コミュニケーションにおける臨場感のさらなる向上につながります。
本成果は、10月3日(火)~6日(金)に幕張メッセ(千葉市美浜区)において開催される「CEATEC JAPAN 2017」(シーテックジャパン 2017)にて、実機デモンストレーションを行います。ぜひご取材ください。
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