慶應義塾大学
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の矢向高弘教授、内海敦子らの研究グループは、2025年度より福岡市実証実験フルサポート事業の支援を受け、ゴミ収集車の運転者および同乗作業者を対象とした心拍情報の計測データを分析した結果、従来のディーゼル車と比較して、燃料電池車を用いた作業の方が、生理的疲労が低いことを明らかにしました。
本実験では、運転者と同乗作業者2名の被験者の心拍情報とGPS情報を実際の業務環境にて同時計測し、安定走行区間での心拍変動(HRV)を指標として定量評価を実施しました。その結果、ディーゼル車を用いた場合と比較して燃料電池車を用いた場合の方が、疲労指標(RMSSD)が運転者は平均約60%低く、同乗作業者は約20%低いという顕著な負担の差異を確認しました。
本成果は、VIRTUAL VEHICLE Research GmbHとSAE Internationalが2026年6月17日からオーストリアのグラーツで共同開催する自動車の騒音・振動・乗り心地に関する国際会議 「International Styrian Noise, Vibration & Harshness Congress (ISNVH 2026)」 で発表します。
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