4月1日(水)14時より、2026年度大学学部入学式が日吉記念館で行われ、別科・日本語研修課程を含む10学部合計7,051名の新入生を迎えました。式は全学部合同で行われ、新入生と卒業後50年となる招待塾員が一堂に会しました。
式は松浦良充常任理事による学事報告に始まり、続いて式辞では伊藤公平塾長が「慶應義塾の目的」を紹介しました。伊藤塾長は、世界を正しい方向へリードするために、仲間と共に高め合いながら勉学や課外活動に励むこと、高い志と好奇心をもって既存の枠組みにとらわれない挑戦を続けることが大切であると述べました。また、最先端のAIを活用しながらも、人と人との協調的な営みを重んじて「正解のない問い」に挑み続ける姿勢を説きました。そして、自由を謳歌しながらも社会の手本となり、多くの人から応援される人物として羽ばたいてほしい、とエールを送りました。
その後、中西聡経済学部教授による教職員代表祝辞、医学部の風見幸太郎君による入学の辞と続き、式典の最後に1976年(昭和51年)三田会から寄附目録の贈呈と挨拶がありました。
式典終了後には卒業50年塾員招待会が開催され、多くの塾員(卒業生)が参加し旧交を温める姿が見られました。新入生も在学中に学問に励み、課外活動に取り組む中で、卒業後も長きにわたり語り合える生涯の友と出会うことでしょう。
また、同日午前には、大学院入学式が同会場にて挙行され、14研究科合計1,824名(修士課程1,274名、博士課程327名、専門職学位課程223名)の入学者を迎えました。
式は松浦良充常任理事による学事報告に始まり、続く伊藤公平塾長による式辞では、学問に没頭し専門性を深める「虫の目」、高い位置から幅広く学術を俯瞰する「鳥の目」、人との繋がりを通して社会の変化を見極める「魚の目」を磨き上げてほしいと激励し、世界中の人々と手を携えて社会の発展に寄与していくことを期待している、と締めくくりました。
続いて、石戸奈々子メディアデザイン研究科教授が教職員を代表して祝辞を述べ、大学院での学びを通して、社会の仕組みや制度といった「当たり前」に疑問を持ち、新しい問いを立て、多様な人と対話を重ねて社会と繋がりながら未来を形作っていってほしい、と語りかけました。
最後はワグネル・ソサィエティ・オーケストラの演奏による塾歌斉唱で締めくくられ、別会場から家族も見守る中で新たな門出を祝いました。
満開を迎えた桜の下、新入生の希望に満ち溢れた笑顔が日吉キャンパスを彩る1日となりました。