3月4日(水)から6日(金)までの2泊3日で、学生総合センター企画「福澤先生ゆかりの地を旅する —中津・小国町—」を開催しました。山内慶太常任理事、都倉武之福澤研究センター教授を講師に迎え、1~2日目は福澤先生が幼少期を過ごした大分県中津市を、3日目は福澤先生の支援を受けて日本の医学発展に貢献した北里柴三郎先生が生まれ育った熊本県小国町を巡りました。学部生から大学院生まで、さまざまなキャンパスや学部・研究科の塾生14名とともに志村正学生総合センター長も参加し、塾生たちと交流を深めました。
1日目の午後から2日目にかけては、大分県中津市内を巡りました。福澤諭吉旧居・福澤記念館から出発し、古地図を持って江戸時代の町割りが残る中津の町をじっくりと散策しました。歴史が感じられる建造物や当時と同じ道幅をはじめとした町の構造を見ながら、福澤先生が生きた中津にタイムスリップをし、学びを深めました。福澤先生にゆかりのある人物のお墓を巡ったり、興味深い言い伝えが残る寺院「合元寺」に訪れたりと、新たな知識を多く得ることができるまちあるきとなりました。さらに、2日目には中津市長にもお越しいただき、中津に対する熱い思いと、慶應義塾との強固なつながりを直接お伺いする貴重な機会を得ました。
最終日の3日目は、景観保全のために福澤先生が私財を投じて土地を購入した耶馬渓を訪れ、その後、慶應義塾大学初代医学部長を務めた北里先生の記念館を訪ねました。当日はあいにくの天候となりましたが、歴史を感じさせる生家や北里文庫などを通して、北里先生に思いをはせ、ツアーは終了しました。
福澤先生にとってゆかりの深い土地を訪ね、その思想形成の原点に迫ることによって、慶應義塾の建学の精神について考える貴重な機会となりました。特に企画中には参加者が熱心にメモを取ったり、講師へと質問をしたり、福澤先生について語り合う様子も見られ、まさに半学半教の旅となりました。
学生総合センターは、例年塾生限定のイベントを企画し、開催しています。今回参加できなかった方は、ぜひ次回の企画を楽しみにお待ちください。