2 8月の結果
前年度並みであった芝共立を除く5キャンパスは,減少する結果となった。三田,日吉,矢上,信濃町の4キャンパスは省エネルギー目標以上の減少となっている。
(1)2024年度比(カッコ内はエネルギー消費原単位)
三 田キャンパス: 92% (65MJ/m2 )
日 吉キャンパス: 96% (80MJ/m2 )
矢 上キャンパス: 96%(204MJ/m2 )
湘南藤沢キャンパス: 99% (74MJ/m2 )
芝 共 立キャンパス: 100%(167MJ/m2 )
信 濃 町キャンパス: 93%(291MJ/m2 )
(2)要因分析
エネルギー消費と密接な関係にある外気温度(東京)は前年度比+0.6℃と高く,また,猛暑日も11日多かったことから冷房需要は昨年度より高かったと考えるが,三田キャンパスはCGSの運用改善,日吉キャンパスはCO2センサー制御を含む全熱交換器の運用改善,矢上キャンパスは照明器具のLED化改修,信濃町キャンパスは熱源機器の整備などの対策をそれぞれ実施したことによる効果でエネルギー消費原単位が大幅に減少したと考えられる。