5月6日から9日にかけて英国ニューカッスル大学ならびにダラム大学の主催でRENKEI(日英大学間連携プログラム)による気候変動・エネルギーワークショップが行われました。慶應義塾大学からは土屋大洋常任理事、法学部 武井良修准教授、環境情報学部 和田直樹准教授が参加しました。
4日間に渡るワークショップは、「Just Transitions to a Net Zero World(ネット・ゼロ社会への公正な移行)」をテーマに実施されました。日英両国のRENKEI加盟大学から集まった様々な分野の研究者が、大学・政府・企業・ローカルコミュニティ間の連携事例など、本テーマに沿った多様な研究プロジェクトについて学ぶとともに、グループワークを行いました。グループワークでは、都市環境・産業・政策・気候正義・環境公衆衛生といった視点から日英の研究者がどのように連携し得るか議論を交わし、学際的な共同研究の可能性を模索しました。
土屋常任理事はRENKEI の日本側加盟大学のCo-Chair を務めており、8日に開催されたRENKEI Steering Committee Meetingでは、英国側加盟大学Co-ChairのRob Sturman 教授(リーズ大学)とともに会議を進行し、今後のRENKEIの活動方針などについて議論しました。