3月24日(月)、日吉記念館にて大学学部卒業式と大学院学位授与式を行い、10学部合計6,038名(うち、通信教育課程295名)と14研究科合計1,567名(うち、博士学位191名、修士学位1,197名、専門職学位179名)の新たな門出を祝いました。
午前中に行われた大学院学位授与式は、松浦良充常任理事の学事報告に始まり、伊藤公平塾長から博士・修士・専門職学位それぞれの代表3名に対して学位記が授与されました。続いて伊藤塾長が式辞を、加藤朗メディアデザイン研究科教授が教職員を代表して祝辞を述べ、最後は塾歌斉唱で締めくくられました。
また午後に行われた大学学部卒業式は、塾歌斉唱に始まり、松浦常任理事による学事報告、伊藤塾長から学位記授与、表彰状授与の後、式辞が述べられました。伊藤塾長は式辞で「慶應義塾の目的」や『学問のすゝめ』を引用しつつ、独立自尊の先導者としてそれぞれの立場で社会をより良くする役割を果たしてほしいこと、また慶應義塾大学で身につけた学び続ける力をもって、生涯を通して学び続けてほしいことを卒業生に伝えました。
その後、塾員を代表して日清食品ホールディングス株式会社代表取締役社長・CEOで慶應義塾評議員の安藤宏基君による祝辞、続いて卒業生を代表して法学部4年の大槻凜君が答辞を述べました。
卒業式には卒業25年を迎えた卒業生(塾員)も多数参列し、後輩たちの門出を祝いました。2000年三田会から卒業25年記念事業として、教育充実資金としてご寄付をいただき、実行副委員長の木戸良彦君から目録贈呈、続いて実行委員長の上原健君より挨拶がありました。最後は慶應讃歌で締めくくられました。
式典後には卒業25年塾員招待会が開催され、思い出話に花を咲かす機会となりました。
春の陽気に優しく包まれた日吉キャンパスには、一日中、卒業生・修了生たちとそのご家族の笑顔が咲き誇っていました。