3月7日(金)、三田キャンパス西校舎ホールおよび教室にて、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(Keio-SPRING)の一環として、慶應コロキアム2025が対面、オンラインを併用するハイブリッド形式にて行われました。
当日は、対面で約130名・オンライン約90名、延べ220名ほどの慶應義塾大学博士課程学生が一堂に会し、専門分野を超えた交流を行いました。
冒頭のキーノートスピーチには、本学で博士号を取得した後、世界各地の機関等での勤務を経験し、現在は国際再生可能エネルギー機関(IRENA)で活躍する三ヶ田麻美氏が登壇しました。アカデミア以外の分野にて社会で活躍する博士出身者という観点から、キャリア・研究について経験を交えた講演をいただき、参加者は皆熱心に聴講し今後のキャリアや研究のための深い学びを得ました。
その後、午前はAI and Society、Social wellness、Sustainability、Global Economy and Open Innovationの4つのテーマに分かれてBreakout sessionが行われ、活発な議論を交わしました。午後には学生により企画されたStudent sessionとして最高学年の学生による研究内容の発表と、それに対する質問・意見交換が行われました。参加者は会場を自由に回りながら聴講・質問を行う傍ら、sessionでの学び・感想を付箋に書いていき、リアルタイムにフィードバックが行われました。そして、その後行われたコークリエーションでは、Breakout Sessionでの議論の内容が代表者4名により発表されました。
クロージングの場では代表者から感想が英語で発表され、活況のまま終了しました。
博士課程学生を対象としたイベントとして学内最大規模であり、今後の分野を超えた研究・交流のよい契機となりました。
JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(Keio-SPRING)