伊藤塾長が1月19日から24日まで開催された世界経済フォーラム年次総会(WEF: World Economic Forum Annual Meeting/通称:ダボス会議)に参加しました。55回目の開催となる今年のダボス会議のテーマは、「インテリジェント時代における連携」(Collaboration for the Intelligent Age)です。
伊藤塾長は、世界大学長会議(Meeting of the University Leaders Community)に参加し、インテリジェント時代に大学が直面する課題について議論したほか、WEFが通年で実施する様々な分科会の議長たちの夕食会(Community of Chairpersons Dinner)では話題提供者の一人として発表を行い、AI、バイオセンサー、バイオテクノロジーといった新技術が、科学やビジネス、産業にどのような影響を与えるかについて参加者と意見を交わしました。
また、Arm社主催のセッション「無限の可能性: AI時代の産学連携(Limitless Possibilities: How Universities and Industry Collaborate in the Age of AI)」に、カーネギーメロン大学のファーナム・ジャハニアン学長、ムハンマド・ビン・ザーイド人工知能大学のエリック・シン学長と共にパネリストとして登壇しました。同セッションでは、AIの研究を主導する大学とAIを実用化するための製品を開発する産業界がどのように協力しているかについて探り、さらなる連携を促進することの重要性が話し合われました。
さらに、Keio STAR(Sustainable and Transformative Actions for Regeneration)の告知のため現地で朝食会を実施するために現地入りした稲蔭正彦メディアデザイン研究科委員長と一緒に様々な国からの参加者に向け、慶應義塾の紹介を行いました。