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11月15日(土)、慶應義塾大学病院正面駐車場を会場として、2025年度信濃町地域防災コミュニティー防災訓練を実施しました。信濃町地域防災コミュニティーは、信濃町町会、信濃町商店振興会、信濃町地域の事業団体が加盟するもので、災害発生時に区域内で相互応援を行う協定を交わしています。コミュニティーでは安心・安全な地域づくりのため、四谷消防署の協力を得て、2000年より毎年1回、地域の3事業団体持ち回りで会場を定めて地域防災訓練を実施しています。
23回目の今回は、当院が当番幹事となり、四谷消防署から一日消防署長を委嘱された福永病院長が訓練の指揮を執りました。首都直下地震を想定した総合訓練では、慶應義塾大学病院の初動対応と、信濃町地域防災コミュニティーの応援を受けての傷病者搬送・受入れまでの訓練を実施しました。
災害に備えるには一人ひとりの日頃の準備と定期的な訓練がとても大切です。総合訓練の後には、親子連れの地域の皆さまも含め全員が参加できる個別訓練や、消防体験が行われました。
【全体訓練】・慶應義塾大学信濃町キャンパス自衛消防隊による初動訓練・医師・看護師による医療救護活動(トリアージ)訓練・はしご車を使った救助訓練・一斉放水訓練
【個別訓練・消防体験】 ・まちかど防災訓練車による初期消火訓練・煙体験ハウス・応急救護、救出救助訓練・起震車体験訓練 ・JRAT避難所体験コーナー(当院リハビリテーション科)・炊き出し訓練・消防装備着装体験・ポンプ車見学
当日は、慶應義塾大学病院教職員、信濃町地域の在住在勤者、信濃町地域の事業団体関係者など総勢280人が参加しました。総合訓練の最後には、四谷消防署長、新宿区長、信濃町町会長、病院長から講評をいただき、今回の訓練を通じて、災害時における迅速な対応と地域の連携の重要性を再確認することができました。
慶應義塾大学病院は、災害拠点病院としての機能を果たし、今後も継続的な取り組みを重ねることで防災力をさらに高め、安心・安全な地域づくりに努めてまいります。
撮影:竹松 明季
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