2025年9月4日~8日、伊藤塾長が米国のブラウン大学、カーネギーメロン大学、ハーバード大学、イェール大学を訪問し、各大学の学長と今後のさらなる教育・研究連携について懇談しました。
ブラウン大学と慶應義塾大学は、ブラウン大学第4代学長フランシス・ウェーランド氏が、慶應義塾の創立者・福澤諭吉の思想に大きな影響を与えたという歴史的な背景もあり、1980年に全塾レベルの学生交換協定を締結して以来、多くの学生の派遣・受入を行ってきました。伊藤塾長と土屋常任理事は、ブラウン大学のChristina H. Paxson学長らと面会し、両大学のこれまでの協力関係を振り返るとともに、関係のさらなる深化について意見を交わしました。
カーネギーメロン大学と慶應義塾大学は、1987年より学生交換協定校として協力関係を継続しており、2024年4月には、日米協働の最先端AI研究に関するパートナーシップを締結しています。現在、慶應AIセンターを中心とした両大学と連携機関による共同研究プロジェクトが推進中です。伊藤塾長はカーネギーメロン大学のFarnam Jahanian学長と面会し、両大学の研究連携について懇談しました。また、慶應AIセンターの教員や連携機関の関係者、カーネギーメロン大学の教員参加による研究交流会も行われ、研究の進捗状況を確認し合いました。
ハーバード大学と慶應義塾大学は、1890年の慶應義塾の大学部開設時に、当時のハーバード大学Charles W. Eliot学長の推薦により、3人の主任教師を招聘したという歴史的な縁を礎に、長年にわたり様々な分野で交流を重ねてきました。伊藤塾長と土屋常任理事は、ハーバード大学のAlan M. Garber学長らとの面会において、両大学の歴史的なつながりを再確認するとともに、今後の研究連携の可能性について懇談しました。
イェール大学と慶應義塾大学は、研究者同士の交流等を通じて協力関係を築いており、今回、伊藤塾長と土屋常任理事はイェール大学Maurie McInnis学長を表敬訪問し、今後の連携をより一層深めるさまざまな可能性について意見を交わしました。