10月19日、日吉キャンパスにて2025年慶應連合三田会大会が開催されました。本大会は、慶應義塾の塾員(卒業生)やその家族の「義塾社中」が一堂に会する年に一度のホームカミングディで、約16,000人が日吉の丘に集まりました。本年のスローガンは「集え三色旗の下に」。デジタル化が加速する今だからこそ、直接語り合う機会に重きを置いて “リアル”に集い、世代を超えて交流する場になってほしいという願いがこめられています。
日吉記念館にて執り行われた記念式典には卒業50年を迎えた塾員が招待され、式典後には食堂棟にて和やかに懇親会が開催されました。毎年恒例の福引抽選会には別所哲也さん、森泉さん、秋川雅史さん、秋川風雅さん、トラウデン直美さん、濱尾ノリタカさん、高木里代子さんといった豪華ゲストがプレゼンターとして登壇し、豪華景品が当たる抽選会を盛り上げました。
キッズ向けには「SASUKE」のKIDS版体験会やオリンピック選手と一緒に楽しめるフェンシングや陸上の体験会、ラクロスやフラッグフットボール、ピックルボールといった普段なかなかできないスポーツ体験が多数用意され、多くの親子連れで賑わいました。来往舎イベントテラスには、宮大工の棟梁によって伝統建築技術を駆使した「モバイル茶室」が組み立てられ、木のぬくもりに満ちた茶室でたてられたお茶を楽しむ人々の様子がみられました。その他にも藤原洋記念ホールでのJazz & Popsのコンサート、第4校舎や独立館での講演会、小学生向け「きかくのがっこう」など、魅力的なプログラムが多数開催されました。
時折雨が降る曇天の空模様でしたが、今年も大会名物の模擬店が立ち並ぶ中、参加者は美味しい食事をお供に「社中交歓」を楽しみました。
社中交歓とは
「社中」は慶應義塾を構成する塾生(学生、生徒、児童)、塾員(卒業生)、教職員らすべてを含む総称。教える者も教えられる者も対等な立場の「社中」であり、同志たる「社中」が世代を超えて集い、互いに交流を深めることを社中交歓といいます。