9月24日(火)10時より、三田キャンパス西校舎ホールにて、2024年度の9月入学式が学部、大学院合同で挙行されました。今年度の9月入学者数は、学部および別科・日本語研修課程合計298名(経済学部105名、法学部7名、商学部5名、総合政策学部43名、環境情報学部42名、別科・日本語研修課程96名)、大学院合計286名(修士課程188名、博士課程79名、専門職学位課程19名)でした。
式は、松浦良充常任理事の学事報告に始まり、伊藤公平塾長が英語による式辞の中で慶應義塾の「義塾」は英国のパブリック・スクールに由来することに触れ、慶應義塾は、知と研究をもって公共の発展に貢献することを志す学生たちが集まる場所であると紹介しました。また、創立者の福澤諭吉が150年前に執筆した『学問のすゝめ』の中で、ただ自分が生きるためではなく、社会をより良くするために粘り強く学ぶべきであると強調していたことも紹介し、手に取って読むことを勧めました。式辞の最後には、AIやゲノム編集技術をうまくコントロールし活用する人間になれるよう勉学や研究に励んでほしいと締めくくりました。
続いて、教職員代表の法学部の下村裕教授によるユーモアを交えた祝辞の後、新入生を代表してシステムデザイン・マネジメント研究科のヨー イゼン君が入学の辞を述べました。最後に学生団体楽友会とともに塾歌斉唱が行われ、式典は終了しました。