8月17日(土)、麻布台ヒルズの慶應義塾大学 予防医療センターで、中学生を対象とした第1回「最先端の医療機器でリアルな医療体験を!」ワークショップが開催されました。このワークショップは、麻布台ヒルズのテナント企業や店舗などが子どもたちに学びの場を提供するサマープログラム「ヒルズ・ワークショップ フォー・キッズ 2024」の一環として、慶應義塾が本物の医療機器に触れる体験学習の機会を提供したものです。
参加した中学生たちは3グループに分かれ、予防医療センターの医師・看護師・技師と、医学部・看護医療学部・薬学部生の救命救急措置法普及活動サークル「KAPPA (Keio ACLS Popularizing and Promoting Association)」所属学生の指導で、内視鏡で胃の中を調べるトレーニング、腹部超音波検査装置による内蔵の様子の観察、シミュレーターとAEDを使った一次救命処置の3つを、ローテーションしながら学んでいきました。
アンケートでは「内視鏡で食道や胃の疾患が見つけられるのは本当に便利だなと思いました」「超音波で肝臓やすい臓の腫瘍などを見つけられることに驚きました」「街中で倒れた人がいたら救命措置をしたいと思います」など多くの感想が寄せられ、たくさんの学びがあったことがうかがえました。
予防医療センターでは、来年以降もさらにプログラムを改良しながらこの取り組みを続け、子どもたちに最新の医療に触れる機会を提供していきます。