6月24日から26日にかけて、ニュージーランド・オークランドにおいてAPRU(The Association of Pacific Rim Universities:環太平洋大学協会)第28回年次学長会議が開催され、伊藤公平塾長、土屋大洋常任理事、奥田暁代常任理事が参加しました。APRU加盟大学の学長など130名以上が参加し、“Oceans: The World’s Challenges Divide Us, the Ocean Currents Connect Us”をテーマに、気候変動や海洋環境・生物多様性保全などを取り巻く課題について議論を重ねました。伊藤塾長は閉会セレモニーの際に、2024年10月に本学が主催予定であるSenior International Leaders’ Meeting(SILM(APRUの国際担当副学長レベルの会議))について、“Learning without Limits”というテーマのもと、年齢、国籍、経済状況、地政学などのあらゆるリスクを超えていかに教育を提供すべきかを議論する場とすることを紹介し、関係者に参加を呼び掛けました。
また、年次学長会議に先がけて、6月23日には、APWiL (Asia Pacific Women in Leadership) In-Person Summitが開催され、伊藤塾長、奥田常任理事が参加しました。同プログラムに参加したメンバー大学のメンターおよびメンティー経験者(当学からも教員1名が参加)を含む60名以上が参集した本会議において、伊藤塾長はパネルディスカッション“The Role of University Leadership in Advancing Gender Equity”にパネリストとして登壇し、ジェンダー平等に関する取り組みを紹介するとともに、より効果的な推進のため組織のリーダーが果たすべき役割について他の登壇者と議論を交わしました。奥田常任理事は、キーノートセッション“A Conversation on Driving Change Towards Gender Equality”にモデレーター兼スピーカーとして登壇し、社会とともに変化するダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)の今後のあり方について他の登壇者と意見を交換しました。