5月30日(木)日吉記念館において、幼稚舎創立150周年記念式典が開催されました。幼稚舎在校生、保護者、卒業生をはじめ、岩沙弘道慶應義塾評議員会議長、麻生泰慶應連合三田会会長、塾長、常任理事、各一貫教育校学校長等の慶應義塾および幼稚舎関係者が多数ご来場され、約3000名が出席しました。
オープニング映像とともに式典が始まり、「幼稚舎の歌」の斉唱、杉浦重成舎長による式辞、伊藤公平塾長からの祝辞、クリエイティブディレクター佐藤可士和氏による記念ロゴデザインの紹介、英国ドラゴンスクールのエマ・ゴールドスミス学校長からの祝辞(映像)と続き、船曳莉乃君が幼稚舎生代表としてお祝いのことばを述べました。冒頭のオープニング映像は、監督:福澤克雄君(1976年幼稚舎卒)、音楽:千住明君(1973年幼稚舎卒)、ナレーション:井上貴博君(1997年幼稚舎卒)によるもので、慶應義塾の初等教育がどのように始まったかがストーリー仕立ての映像にまとめられました。会場が暗転する中で迫力ある映像が繰り広げられ、そこから幼稚舎生による「幼稚舎の歌」の斉唱へと続く印象的なオープニングとなりました。
式典の後半では、創立150周年記念曲が3曲披露されました。「青空ポケット」(詩:高木あきこ、作曲:若松歓)の指揮は若松歓君(1978年幼稚舎卒)が担当し、「幼稚舎家族」(作詞:2021年度の幼稚舎生&石川絵理、作曲:千住明)と「ペンの指す方へ」(作詞:櫻井翔、作曲:千住明)では千住明君の指揮のもと、150周年式典合唱団および幼稚舎生全員が元気いっぱいに歌を披露しました。「ペンの指す方へ」では千住真理子君(1975年幼稚舎卒)がSENJU LAB Grand Philharmonicのオーケストラとともにヴァイオリンを奏で、幼稚舎生の合唱に彩りを添えてくださいました。天候にも恵まれ、盛況のうちに記念式典は幕を閉じました。