2月28日に、ヘルシンキ大学学長Sari Lindblom教授をはじめとする10名の訪問団が三田キャンパスを訪れました。伊藤塾長はヘルシンキ大学のInternational Advisory Boardのメンバーを務めています。
会合は、伊藤公平塾長による慶應義塾の紹介から始まりました。次に、天谷雅行常任理事がBiO2Qをはじめとした最先端の研究、山岸広太郎常任理事が大学の研究成果を活用したベンチャー企業の投資育成に関する取り組み、新堂信昭特任教授がイノベーション推進本部の現況に関してプレゼンテーションを行いました。続いて、中妻照雄経済学研究科委員長と斎木敏治理工学研究科委員長がそれぞれの研究科の概要を説明し、最後に廣瀬陽子総合政策学部教授が、ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所での在外研究の経験も踏まえて自身の研究について紹介しました。
その後、両大学の連携の強化のほか、ダイバーシティへの対応や外交に関する話題など、幅広い分野にわたって有意義な意見交換が行われました。