3月8日(金)、三田キャンパス西校舎ホールおよび教室にて、JST博士後期課程学生研究支援プロジェクト(Keio-SPRING)の一環として、慶應コロキアム2024が対面、オンラインを併用するハイブリッド形式にて行われました。
当日は、対面で約140名・オンライン約80名、延べ220名ほどの慶應義塾大学博士課程学生が一堂に会し、専門分野を超えた交流を行いました。
冒頭のキーノートスピーチには、大学在学時より企業設立や役員就任を経験され、現在は株式会社ALEを創業し代表取締役社長を務める岡島礼奈氏が登壇しました。アカデミア以外の分野にて社会で活躍する博士出身者という観点から、キャリア・研究について経験を交えた講演をいただき、参加者は皆熱心に聴講し今後のキャリアや研究のための深い学びを得ました。
その後、午前はHealth and Wellbeing Society、Cultural Diversity and Inclusive Society、Human-Machine Symbiosis、Sustainable Societyの4つのテーマに分かれてBreakout sessionが行われ、活発な議論を交わしました。午後には学生により企画されたStudent sessionとして最高学年の学生による研究内容の発表と、それに対する質問・意見交換が2部制にて行われました。参加者は会場を自由に回りながら聴講・質問を行う傍ら、sessionでの学び・感想をリアルタイムに模造紙に書いていき、その後のコークリエーションにて全体に共有がなされました。
クロージングの場で代表者から各セッションの内容や感想が英語で発表され、活況のまま終了しました。
博士課程学生を対象としたイベントとして学内最大規模であり、今後の分野を超えた研究・交流のよい契機となりました。
JST博士後期課程学生研究支援プロジェクト(Keio-SPRING)