福澤諭吉先生のご命日である2月3日(土)、麻布山善福寺(港区元麻布)において124回忌の法要が行われました。快晴の中、墓前には家族とともに訪れた一貫教育校生の他、塾生、卒業生、教職員など多くの義塾関係者が訪れ、手を合わせました。
福澤諭吉先生は1901(明治34)年のこの日、現在の三田キャンパスにあった塾内の自邸で、脳出血のため亡くなりました(享年満66歳)。葬儀は2月8日に行われましたが、葬儀はあくまで福澤家の私事として執り行うべきもので、このために多少でも義塾の金を費やすべきではないという考えのもと、「塾葬」という形では行われませんでした。これは先生の、慶應義塾は義塾社中のものであるという考えに基づくものともいわれています。