11月15日、北里研究所の浅利靖理事長と副理事長の高橋明義常任理事が伊藤公平塾長を訪問され、意見交換をしました。慶應義塾側は、北川雄光常任理事と岡田英史常任理事も参加し、両校の協力関係について懇談しました。
慶應義塾創立者の福澤諭吉と北里研究所創立者の北里柴三郎博士の親交は深く、慶應義塾創立60年を機に新設された医学科の学科長(後の医学部長)には北里博士が就任、初代病院長も務めました。
1937年に建設された北里博士の名を冠する北里記念医学図書館は現在も医学部のある信濃町キャンパスで広く利用されています。また、医学部ならびに三四会(医学部同窓会)では、初代医学部長・病院長である北里柴三郎博士の偉業を称え、毎年「北里記念式」を行っています。