上智大学、慶應義塾大学、東北大学の3大学による連続ワークショップ「ウクライナ復興そして未来を考える」第2回が東北大学片平キャンパスで9月8日(金)に開催されました。
ワークショップは、大野英男東北大学総長のあいさつに続き、栗山進一東北大学災害科学国際研究所所長の基調講演が行われました。その後、慶應義塾大学理工学部伊香賀俊治教授はウクライナの冬の厳しさに触れ、住環境の整備について講演をおこないました。さらにアカデミアからの講演が続き、東北大学の短期交換留学受入プログラムに参加しているオデーサ国立土木工学・建築大学のマルガリータ・ゴールディナさんから日本での被災美術品や建造物の修復経験がウクライナ復興に役立つとの説明がありました。
産官学それぞれの視点から支援の重要性が語られた前回とは異なり、ウクライナの戦後復興や支援の方法について、当事者の切り口にも焦点を当てながら考察が行われました。
第1回に続いて、今回ワークショップの様子もオンラインでも配信され多くの参加者がありました。次回は慶應義塾大学が主催で12月4日(月)に開催されます。