7月26日(水)から7月28日(金)にかけて、2023年度慶應義塾未来先導基金プログラム「X-ship Camp:多世代共創を実現するサバイバルキャンプによる先導者育成プログラム」の一環で、サバイバルキャンプを体育会山中山荘(山梨県南都留郡山中湖村平野)にて実施しました。この取り組みの目的は慶應義塾の特徴のひとつである一貫教育による多世代共創によって、フレンドシップ(Friendship)、リーダーシップ(Leadership)、フォロワーシップ(Followership)、オーナーシップ(Ownership)といった先導者に必要な能力を育成することで、それらの能力を"X-ship"としています。
参加者の相互理解や各自の目標の共有、テント設営など、キャンプ実施に必要な知識や技能を身につけるための事前ワークショップを7月8日(土)に横浜初等部で実施した上で当日を迎えました。キャンプには横浜初等部から19名、湘南藤沢中・高等部から6名、大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)から5名(うち留学生2名)、そして、海外の大学からの留学生3名、大学公認団体「ローバースカウト」の学生3名の計36名の学生が参加し、それぞれの組織の教職員も含めた約50名でさまざまな取り組みを実施しました。
また、山中山荘では同時期に合宿をしていた高等学校蹴球部(ラグビー部)とのラグビーによる交流も行いました。慶應義塾の特徴のひとつである一貫教育や経験・知識の多様性を活かした取り組みであり、プログラムの実施前後でX-shipに関するアンケートや観察、振り返り対話などを行い、その有効性を確認しました。