6月13日(土)、Keio-SPRINGプロジェクト(※1)による博士学生へのキャリア支援の一環として、日吉キャンパス(来往舎シンポジウムスペース・イベントテラス)でキャリアフォーラムを開催しました。
シンポジウムスペースで行われた冒頭の基調講演では、文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室 課長補佐の髙橋佑也氏が登壇しました。博士課程学生をはじめとした研究者等の人材育成・確保に係る政策立案業務を担当されており、基礎研究の振興や科学技術予算のとりまとめ等に従事されたご経験から、「少子化・大学減少時代における博士人材のキャリアのあり方」をテーマにお話しがありました。参加した学生からも多様な質問がなされるなど、対面・オンライン双方で参加した学生にとって刺激的な議論の場となりました。
その後行われた企業ピッチでは、参加した10社の担当者および本学のイノベ―ション推進本部からそれぞれ「博士課程修了後のキャリアパス」をメインテーマとしたプレゼンテーションがなされ、多数の学生が熱心に耳を傾けました。
最後に、基調講演にてお話いただいた髙橋氏に本学の中妻照雄教授(経済学部)、Keio-SPRINGプロジェクト採択学生2名を交え、「現役博士学生と語るキャリアの可能性」をテーマにパネルディスカッションが行われました。各登壇者のそれぞれの経験から、アカデミア以外のフィールドでのキャリアに関する興味深いディスカッションとなりました。
また、上記の企画と並行して、イベントテラスにて行われた企業ブースでは、企業の担当者と参加学生とのキャリアに関する相談会が行われました。参加者たちは10社の出展企業と本学のイノベーション推進本部のブースを回り、担当者たちに積極的に質問する様子が見受けられました。
当日は、慶應義塾大学の博士課程学生に加えて、修士課程学生、学部生が100名以上集まり、博士課程修了後の自身のキャリアの可能性について広く考える機会となりました。
(※1)国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の支援のもと、志ある博士課程学生を育成することを目的として実施している事業。
撮影:岸 剛史