7月26日(水)に横浜スタジアムで行われた第105回全国高校野球神奈川大会の決勝にて、慶應義塾高等学校野球部は横浜高等学校を6対5で破って優勝を果たし、夏の甲子園への出場を決めました。夏の甲子園出場は2018年以来のことで、5年ぶり19回目、神奈川県代表としての単独出場は1962年以来61年ぶりの快挙となります。
3回表に2点先制した慶應義塾高校は、5回裏に1点差に追い上げられ、6回表に追加点をあげますが、6回裏に3失点を喫し逆転を許しました。7回裏にも追加点を許し3対5のまま迎えた9回表、渡邉千之亮君による劇的な3ランホームランで逆転。投げては先発小宅君から鈴木君、松井君への継投で横浜高校打線を抑え、ピンチの場面でも笑顔のエンジョイ・ベースボールで見事勝利をつかみました。スタジアムでは、記録的な猛暑のなか野球部員や在校生、卒業生をはじめとする多くの観客が声援を送り、野球部の勝利と、今春のセンバツに続く甲子園出場の喜びを分かち合いました。夏の甲子園でセンバツでの雪辱を果たす活躍が期待されます。
組み合わせ抽選会は、8月3日 (木)の14時から行われる予定です。
慶應義塾高等学校ウェブサイト
野球部、第105回全国高校野球選手権大会出場決定(2023/7/27)
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