上智大学、慶應義塾大学、東北大学の3大学による連続ワークショップ「ウクライナ復興そして未来を考える」の第1回が上智大学で6月30日(金)に開催されました。
ワークショップは、上智大学の曄道佳明学長の挨拶に続き、植木安弘同大学教授の基調講演が行われました。その後、外務省、日本経済団体連合会、JICAなど産官学それぞれの視点から支援やプランの紹介があり、国のレベルだけでなく、民間企業に更なる支援への期待、人道的視点からの復興へのシームレスな支援、平和構築の人材育成などの重要性が語られました。続いて、慶應義塾大学の田中浩一郎教授(大学院政策・メディア研究科)からは、「オールジャパン」という掛け声が出るのは、それがうまく機能していないことの戒めではないかとして、より一層日本の連携が求められるとのコメントがありました。最後に東北大学理事・副学長の植木俊哉教授がウクライナへの支援の現状について語りました。
第1回のワークショップの様子はオンラインでも配信され多くの参加者がありました。次回は東北大学が主催で9月8日(金)に開催される予定です。