慶應義塾は、現在全国に義塾所有山林や国有林分収契約山林をあわせ約160ヘクタールにおよぶ山林を保有し、植林・育林活動を行っています。これらの活動を支援する目的で2001年に発足した「福澤育林友の会」主催による「森を愛する人々の集い」が、5月27日(土)に三田キャンパス東館G-Labにて開催されました。福澤育林友の会の会員に限らず、学生を含めて約50名の参加がありました。
22回目となる今回の講演会は、株式会社モリアゲ代表 長野麻子氏をお招きし「慶應の森をモリアゲよう!」をテーマに、ご講演いただきました。
長野氏は「残りの人生を森に使うため」、2022年に農林水産省を早期ご退職後、「株式会社モリアゲ」を設立されました。長年のキャリアの中で培ったご経験と人脈から、日本の森、そして慶應義塾の森を盛り上げるための事例やアイデアを多数ご提示いただきました。とてもポジティブでエネルギッシュな長野様のご講演に、参加者も気持ちがモリアガる会となりました。 そして楽しい講演会の雰囲気のまま、ファカルティクラブでの懇親会となりました。コロナ禍のため懇親会の開催は3年ぶりとなりましたので、新規会員の自己紹介、近況報告などが行われました。新しいメンバーの歓迎を喜び、旧交を温める和やかな会となりました。