5月11日(木)午後2時から延世大学サムソン図書館内のホールで伊藤塾長の名誉博士号の授与式が行われました。
延世大学のソ・スンファン総長は延世大学を代表し、伊藤塾長が、日本の量子コンピュータ研究の先駆者として、知識の境界線を広げる上で重要な役割を果たし、自身の専門分野の学会等にもたらした功績に言及しつつ、その優れた研究・教育上の貢献と慶應義塾長としてのリーダーシップ、そして社会への影響を称え、名誉博士号を授与すると祝辞で述べました。
続いて、パク・スンハン研究担当兼大学院担当副学長が、先導的な学術研究を通じて科学技術と大学教育の発展に寄与した伊藤塾長に対して、名誉博士号を授与したいとの推薦文を読み上げ、人的交流と学術発展のために積極的な関係構築にさらに努めることで、両大学の研究・教育の発展と未来のグローバル人材の育成にも貢献していることに言及しました。
名誉博士号を授与された伊藤塾長は、返礼のスピーチで、韓国を代表する延世大学で名誉博士号を授与され非常に光栄であると述べ、今後も両大学間の学術交流と協力のためにさらに努力すると述べました。式典には、延世大学の関係者に加え、義塾から延世大学に交換留学制度で留学中の塾生、韓国三田会、ソウル三田会の代表者も招待されました。