9月17日(日)、18日(月・祝)の2日間にわたり、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下KMD)主催のオープンハウスイベント「KMD Forum2023 “CRYSTALVISIONS”」がポップカルチャーとテクノロジーの未来が体験できるイベント「ちょっと先のおもしろい未来 2023」の一環として開催されました。本年は研究拠点の一部を構える東京ポートシティ竹芝内の東京都立産業貿易センター浜松町館 3F 展示室での開催となりました。
リアルプロジェクトの体験型展示のほか、トークセッションとして、ArtandProgram社の Alexander Reeder氏と早稲田大学の岩崎秀雄教授との対話でBioデザインによる社会課題解決について考える「Bio-Future」(モデレータ:KMD教員 Matthew WALDMAN)や、KMDの卒業生がKMDの魅力やキャリアパスについて紹介する「KMD IMPACT TALK – Alumni perspectives(モデレータ:KMD教員 Matthew WALDMAN)が行われました。またKMD入学説明会も開催され、同時にYouTubeでライブ配信されました。
同会場では、iU (情報経営イノベーション専門職大学)の展示も開催されていたほか、1Fのポートホールでは「みんなの脳世界 〜ニューロダイバーシティ展 2023〜」が開催され、KMDで行われている研究の一部が出展されました。また、1Fステージでは、KMDが取り組んでいるプロジェクトの1つである “Brain Body Jockey Project”のKICK-OFF GIGとして、筋萎縮性側索硬化症(ALS)当事者EYE VDJ MASA氏による、脳波を用いてロボットアームを操作する新たなDJパフォーマンスが披露されました。
両日合わせて3Fには約1800名、1Fには約1万人が来場するなど盛況となり、KMDの活動を社会へ発信するとともに、今後提案を改善する上で有益な幅広い層からのフィードバックを得られるイベントとなりました。