2022年度の9月大学院学位授与式が、9月20日(火)10時より、三田キャンパス西校舎ホールで挙行されました。今回の学位授与者数は合計278名(博士学位81名、修士学位180名、専門職学位17名)でした。
式は、松浦常任理事の学事報告に始まり、続いて伊藤塾長から各研究科修了生の代表に学位記が授与されました。英語による伊藤塾長の式辞では、昨今の社会情勢についてふれ、勉学の環境に制約が多い中、最後まで研究を成し遂げ、学位を取得したことをたたえました。研究の道を進む修了者には、学問のフロンティアを切り開くために、世界中の専門家と協力し、競い合いつつ、誰かが取り組まなくてはならないテーマにチャレンジすることを励ましました。終わりに、修了者の皆さんには、慶應義塾の精神を発揮し、30年後とその先に、より豊かで平和な生きがいのある世界を作っていくことを期待していると述べました。その後、矢作尚久政策・メディア研究科委員が教職員を代表して祝辞を述べ、続いて学生団体ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、ワグネル・ソサィエティー女声合唱団による塾歌合唱で、式典は締めくくられました。
また、同日14時より、9月大学卒業式が同会場にて挙行されました。卒業生は合計324名(文学部11名、経済学部100名、法学部67名、商学部5名、理工学部12名、総合政策学部62名、環境情報学部67名)でした。
式では、学事報告に続いて伊藤塾長から卒業生の代表に学位記が授与されました。塾長の式辞に続き、大山耕輔法学部教授が教職員を代表して祝辞を述べました。続いて、卒業生代表の答辞後、大学院学位授与式と同様に学生団体が塾歌を斉唱し、式典は終了しました。
あいにくのお天気でしたが、三田キャンパスでは、卒業生たちが家族、友人と喜びを分かち合う様子や、学位記を手に記念撮影する姿が見られ、笑顔あふれる卒業式でした。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限配慮するため、式は参加者を卒業生と一部の関係者に限り、インターネットでのライブ配信も行いました。インターネット中継アーカイブ動画は下記よりご覧いただけます。
【大学院学位授与式】https://youtu.be/O42N6qH7Y3k
【大学学部卒業式】https://youtu.be/19szHaopYtQ
※飛沫感染対策をしたうえで、式典の運営、写真撮影を行っています。