4月29日(金)、「ウクライナ平和シンポジウム」が上智大学で開催されました。
このシンポジウムは、学生、生徒、教職員を対象に上智大学と共催で実施されたもので、対面での参加のほか、700名を超えるオンラインでの申し込みによる視聴者も参加しました。
シンポジウムに先立ち、曄道佳明上智大学長からのごあいさつがあり、続く第一部は、土屋大洋慶應義塾常任理事を司会に、「ウクライナ問題をどう見るか」というテーマで、兼原敦子上智大学法学部教授、廣瀬陽子慶應義塾大学総合政策学部教授、鶴岡路人慶應義塾大学総合政策学部准教授、東大作上智大学グローバル教育センター教授から、それぞれ解説がありました。その後、ナッケン 鯉都国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日首席副代表から難民支援の実際について語られました。
第二部は、森下哲朗上智大学教授・グローバル化推進担当副学長から、登壇者の紹介があり、曄道学長と伊藤塾長をモデレータとして、慶應から、中下璃乃さん(総合政策学部2年)、ジノフ イワンさん(経済学部2年)、高木裕介さん(政策・メディア研究科修士課程1年)、上智から、山内梨々花さん(法学部2年)、齊藤良彰さん(総合グローバル学部4年)、シナバーガー英利佳さん(国際教養学部4年)の6名の学生によるトークセッションを実施。安全保障や予防外交、小学校から高校までを含めた平和教育、企業や大学が果たすべき役割などについての意見が出されました。
最後に伊藤塾長は、上智大学の使命である「他者のために、他者とともに生きる人」と慶應義塾のペンマークの由来に言及し、平和、サステナビリティ、安全保障などの課題に責任を持って取組みたいと締めくくりました。
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上智大学・慶應義塾大学共催「ウクライナ平和シンポジウム」